活用事業のご紹介

ピッカピカの遊具 焼津市立静浜幼稚園

ピッカピカの遊具

ピッカピカの遊具で、思い切り遊べるようになったよ!
全国のみなさん、ありがとうございます。

寄附金を使った具体的な取り組みのひとつは「子育て支援事業」です。市では子どもの学習環境整備のため、7つの市立幼稚園に新しい遊具を設置しました。目的は遊び盛りの子ども達が安心して遊べる環境を整え、健康増進と運動機能の向上につなげていくことです。今回は「静浜幼稚園(焼津市宗高)」を訪ね、寄附金がどう活かされているのか、さらに子ども達の反響をリポートします。また、地元民だからこそ知っている焼津通になれるレア情報も紹介しますので注目してください。


老朽化した遊具では遊べない…。立ち入り禁止が増えるのが悩みでした。

長野副園長

静浜幼稚園では園庭に設置している鉄棒やブランコなどの遊具を、何度も修繕を繰り返しながら40年以上大切に使ってきました。壊れてしまえば危ないのでロープで囲い、立ち入り禁止にせざるを得ないため、子どもたちは遊ぶことができなくなってしまいます。市内の他の幼稚園も同様で、老朽化が進んだ遊具にロープがはられてしまう状況でした。「子ども達のために新しい遊具が必要でしたが、やはり予算面で先送りにしてきました。それが、ふるさと納税の寄附金で、素晴らしい遊具を設置できたのは夢のようです!全国のみなさんの応援に感謝しています」と長野副園長。


新しい遊具の登場で、子ども達の絆も深まっています。

新しい遊具

夏休みの間に設置作業が行われ、古い鉄棒やブランコもカラフルに塗り替えられました。休み明けに登園した子ども達は目を輝かせて驚いたそう。
「はじめは魅力的な遊具は取り合いでした(笑)。徐々に滑り台の順番を譲り合ったり、自分より小さな子の手を引いてサポートしたり。みんなで仲良く遊ぶために思いやりや気遣いが自然と育まれています。外で遊ぶ時間も格段に増えました!」
新しい遊具の導入は、子どもの体の発達だけでなく心の成長にもうれしい効果を生みだしています。焼津市の未来を担う子ども達の健やかな成長のために、これからも焼津市は寄附金を活用していく方針です。

遊具の紹介

    • 滑り台
    • 滑り台
    滑り台はいつも順番待ち。子ども同志で怪我のないように手を貸し合っています。
  • カラフルに塗り替えられた古い遊具
    古い遊具もカラフルに塗り替えられてテンションアップ!
    子どもたちの元気な姿に、地域住民も足を止めて笑顔で見守っています。
  • 新しい遊具
    新しい遊具は子ども達にとってはちょっとしたテーマパーク!
    登ったり、つかまったり、遊びながら運動能力やバランス感覚が培われています。

温暖な気候で暮らす人々の気持ちも暖かいのが焼津市

「この町の人はとても協力的。幼稚園に野菜を寄付してくれたり、休日も幼稚園のペンキの塗り替えなどの奉仕活動にも笑顔で参加してくれます」と、長野副園長が話すように市民の交流がとても深い地域。市内ではイベントが頻繁に開催され、「お祭りいったよ」「公民館のイベントが楽しかった」と園児たちから話を聞くことが多いといいます。住民同士が顔と名前を知っている、古き良き日本の風習が焼津市には息づいているのです。
長野副園長の焼津市のオススメの観光スポットを伺うと
「まずは、ディスカバリーパーク焼津です。ここは、銀河鉄道999などで有名な、漫画家の松本零士さんが名誉館長で、焼津が生んだ世界的望遠鏡製作者である法月惣次郎さんが制作した大型望遠鏡があるんです。東海地区で最大級の望遠鏡なんですよ。最新のプラネタリウムもあって、当園でも遊びに出かけますし、家族でも楽しめます。あとは、『高草山(たかくさやま)』。焼津地区の保育園・幼稚園児は遠足で訪れます。<登頂すると小学生になれる><節分の鬼は高草山からやってくる>と都市伝説もあって、焼津市民に親しまれている山です。ハイキングコースでは歩きながら所々で海が望めますし、山頂からの夜景もすばらしいです。是非、見どころ満載の焼津市に遊びに来てください!」


焼津市立静浜幼稚園

焼津市立静浜幼稚園