活用事業のご紹介
集中できる学習環境 大井川西小学校・小川小学校
授業の幅が広がり、学習に集中できるようになりました!全国の寄附者の皆様、ありがとうございます!
「子育て支援事業」として、子どもの学習環境整備に寄附金を活用しました。
目的は、子どもたちの集中力とやる気を引き出し、学ぶ姿勢を身につけることです。今回は、机と椅子を新しくした大井川西小学校と、教室のロッカーを改修した小川小学校に取材に行ってきました。
大井川西小学校
木製の机と椅子は、重くて子ども1人では運べない。
大井川西小学校は各学年2クラスずつの全12クラス。今回は4~6年生の6クラスで机と椅子を新調しました。
「前の机は見た目は非常に趣きがあるのですが、とにかく重くて。掃除の時間は移動が大変で、子どもたちは2人がかりで運んでいました」と小林教頭。「また、表面が凸凹しているため字が書きづらく、部品も壊れていましたね。」
新しい机と椅子で、授業に集中できるようになりました。
「新しい机は表面が滑らかで書きやすく、授業に集中して取り組めるようになりました。落書きもせず、大事に使っています。」物を大切に扱うきっかけにもなっているようです。
古い机と椅子の大半は処分したそうですが、一部は現在も活用しています。「以前は机と椅子が足りずできませんでしたが、空き教室を利用した少人数授業に使っています。算数だけですが、子どもの学習ペースに合わせた授業を教師が考え、子どもたちが自分でクラスを選んでいます。」他校でもすでに少人数授業は行っているところが多いのだそうです。「充実した少人数授業が、ふるさと納税寄附金のおかげで実現しました。ありがとうございます。」
焼津言葉はきついけれど、人情がある。
小林教頭が好きなのは焼津言葉。「市外の方にはきついって言われるけど、そんな言葉が私は好きですね」荒っぽさの中に人情味が感じられる、それが焼津らしさです。好きな市内スポットを伺うと、「焼津ディスカバリーパークの屋上ですね。そこから眺める駿河湾と富士山は絶景です。」オススメの特産品は「大井川港で獲れるサクラエビ」だそうです。
大井川西小学校の特徴的な建物
大井川西小学校
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- 住所
- 焼津市上泉1668-1
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- TEL
- 054-622-0049
小川小学校
ランドセルに傷がつくだけでなく、子どもが怪我をすることも…。
小川小学校は旧校舎と新校舎に分かれたつくりになっています。今回は築50年の旧校舎にある教室、1・3・4年生の11クラスでロッカーを改修しました。「以前のロッカーは狭いのでランドセルがぎりぎりでした。せっかくのランドセルが傷がついてしまう。」と杉山教頭。最近では教科書がA4になり、ランドセルが以前より大きいのだそうです。「また、木製だったので、ささくれで子どもが怪我をしてしまうことがありました」
改修したロッカー
新しいロッカーで、整理整頓を心がけるようになりました。
新しいロッカーについて尋ねると、「広くなってランドセル以外のものもしまえるようになりました。また、色を明るくしたことで、教室全体が明るくなりましたね。」
子どもたちの変化について、「新しいロッカーなので、大事に使っています。“環境が人を作る”といいますが、明るく整理された教室は、授業効率が上がるだけでなく、子どもたちの整理整頓への意識や物を大切に使う気持ちを育てると思います。」
焼津って
杉山教頭が思う焼津の一番の魅力は、焼津人の人柄。「飾らず、人懐っこい。世話好きで人情味がある。」
焼津公認キャラクターのやいちゃんもお気に入り。「愛らしいキャラクターですので、全国のみなさんに知ってほしいですね。」
「7月、当校にモンゴル衣装のやいちゃんが来てくれたんです。かわいかったですよ。」
焼津市は、2020年東京五輪・パラリンピックでモンゴルの事前合宿地となっており、やいちゃんのモンゴル衣装は小川小学校の児童がデザインしたものです。
杉山教頭がオススメする観光スポットは、さかなセンター。カネトモのマグロをよく買われるそうです。高草山や花沢の景色もお好きだとのこと。「市内には小泉八雲ゆかりの地がたくさんあります。また、全国の方に、第五福竜丸のことを知ってもらいたいですね。」
小川小学校
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- 住所
- 焼津市小川2525番地
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- TEL
- 054-624-3097